公益社団法人 全国出版協会

出版科学研究所

出版関連用語集[ま行]

MARC(マーク)

「MAchine-Readable Cataloging」の略。図書館や資料館などの収蔵資料の書誌情報を、機械処理に提供するために設計されたデータフォーマットのこと。日本語では「マーク」と読まれ、「機械可読目録」と訳される。本来の意味どおり目録のフォーマット自体を指す場合と、サービスとして提供するためにMARCの形式で記録された書誌データベースを指す場合がある。

未刊

書物などがまだ刊行されないこと。↔既刊

見本

一般販売対象品より、特別に早く製作した本。実物見本、束見本などがある。

ミリオンセラー

100万部以上売れた超ベストセラー。

ムック(誌)

ブック(Book)とマガジン(Magazine)の合成語で、書籍と雑誌の中間的な本。書籍的な企画で、グラビアによるカラフルな雑誌的性格を備えた出版物。流通上の扱いは雑誌。

面陳

商品をよりアピールする為、表紙面を前面に立て掛ける形式で展開する陳列方法。棚や専用什器・備品などが用いられる。

文字・活字文化振興法(平成17年7月29日法律第91号)

2005(平成17)年7月公布・施行。基本理念は、「すべての国民が生涯にわたり様々な場において等しく豊かな文字・活字文化の恵沢を享受できる環境を整備すること」。国と地方公共団体は、この振興施策を実施する責務を有し、地域における文字・活字文化の振興、学校教育における言語力の涵養、学術的出版物の普及などに必要な施策を講じることを求めている。また、読書週間初日の10月27日を「文字・活字文化の日」と制定している。

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