公益社団法人 全国出版協会
委託品以外の返品できない商品の総称。注文品または店売での補充品なども原則買切扱い。
既刊書の内容を部分的に改め、新しく版をおこして出版すること。
外売、外商、外売りともいい、店売り(店頭販売)に対し、学校や会社など販売先を訪問して売る外交販売のこと。↔店売
2ヶ月に一度発行される雑誌のこと。
学習参考書の略。
月2回以上発行される雑誌で、週刊誌を除き、隔週もしくは毎月一定の日に発売される。
学校における読書指導の一環として、休暇期間中などを利用して読むことを推奨された図書。学校が個別に選択する場合もあるが、読書団体や図書館関係団体が指定し、読書感想文の対象とすることが多い。狭義では「青少年読書感想文全国コンクール」(主催:全国学校図書館協議会、毎日新聞社)における課題図書。
東京・神田神保町周辺に集中している、中小の出版販売会社(取次)群の総称。
すでに発行されている出版物。↔未刊
通常、春・夏・秋・冬の年4回発行される雑誌。
お客様からの注文。書店の注文(店注・補充注文)と区別して呼ぶ。↔補充(品)
発行を一時休むこと。
改訂版が発行された場合、それ以前の同一書物に対していう。↔新版
出版界においては、出版社・販売会社(取次)・書店を指す。
全国一斉発売をめざして、出荷日・発売日をあらかじめ取次と出版社で協議し、決定に従って計画的に輸送される雑誌。
携帯電話を使用して、執筆または閲覧される小説、およびそれを書籍化したもの。2000年代初頭にブームとなった。
出版社が著者または関係者に寄贈する本。また、一括採用品(主に学校の教科書や副教材のこと)などの注文につける贈呈本を指すこともある。
原稿と試し刷りを見比べて、語句の誤りを正すことを「校正」と呼ぶのに対し、校閲は書いてある内容の事実関係にまで踏み込んでチェックすること。新聞社や出版社では専門の部署を呼ぶことも多く、校閲を担う人は校閲者と呼ぶ。
原稿と校正刷りを照合しながら、間違いがないか確認する作業。基本的に、校正を担当する校正者が、むやみに原稿の誤りを推測して書きかえることは行わず、校正刷りの箇所に疑問点を書き添え、担当した執筆者や担当の編集者が訂正を加えることが多い。
原稿の最終確認が終わり、印刷可能な状態になること。
2001(平成13)年12月施行。子どもの読書活動の推進に関して、国および地方公共団体の責務を明確にし、さらに国および地方公共団体は基本計画・推進計画を策定・公表し、子どもの読書活動の推進に係わる施策を総合的かつ計画的に推進することを定めた法律。なお同法は「子ども読書の日」を4月23日と制定している。
1959(昭和34)年にはじまった「こどもの読書週間」は、第1回が4月27日~5月10日に日本書籍出版協会児童書部会によって、2回以降は、読書推進運動協議会が主催団体となって開催されている。2000(平成12)年の「子ども読書年」を機に、現在の4月23日~5月12日の約3週間に期間が延長された。
コミックマーケット準備会が主催する世界最大級の同人誌即売会。現在では通常8月と12月の年2回開催される。開催期間は主に3日間。2019(令和元)年12月開催の第97回(C97と表記・4日間開催)では来場者数75万人と、史上最高記録を更新した。第1回は1975(昭和50)年12月に開催。