公益社団法人 全国出版協会
2014年から統計を開始した電子出版の市場規模は右肩上がりで成長。4,500億円を突破した。電子コミックは前年の巣ごもり需要によって新規ユーザーが拡大し、離れることなく定着。さらに新規ユーザーが増えた。映像化作品などのヒットや縦スクロールコミックが売り伸ばした。 電子書籍はセール、キャンペーンでの販売が好調。電子化を解禁する作家が増え、市場を牽引。写真集など電子オリジナルコンテンツも好調だ。 電子雑誌は定額制雑誌読み放題サービスの会員数がゆるやかながら減少し続けており、単冊売りも厳しい。